東福岡料飲組合 福岡市博多区千代3-6-5

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 食中毒の発生状況



細菌性食中毒を予防するためには、
「細菌をつけない(清潔、洗浄)」
「細菌を増やさない(迅速・冷却)」
「細菌をやっつける(加熱、殺菌)」
の三原則を守りましょう。

【アニサキス】
アニサキス症とは、イカやサバなどの魚介類の寄生虫であるアニサキスを摂取することで発症する病気です。アニサキスは加熱や冷凍に弱いため加熱した食品や冷凍した食品であればアニサキスが寄生していても問題となることはありません。 

【カンピロバクター】
この細菌は主に汚染された鶏肉を摂取することで感染します。細菌性食中毒の中でも発症数が多い疾患として知られています。鶏肉は良く火を通して提供しましょう。
又、汚染された井戸水からも感染します。井戸を使用している場合は年に一度、水質検査を行ってください。

【ノロウイルス】
 カキなどの二枚貝は、中心温度85度以上の状態で1分間の加熱調理をしてから提供しましょう。

◇予防法
@ トイレに入った後や食事の前には必ず手を洗う。感染者の便や嘔吐物を処理した後は、
  念入りに手洗い、うがいをする
A 手を洗った後に使用するタオルは清潔なものを使う。また、感染者とのタオルの共用は避ける
B 感染者の便や嘔吐物を処理する際は、使い捨てできる大きめの工プロンと、使い捨てのマスク、ビニル手袋を着用して行なう。また、雑巾は使用後に消毒するか、ペーパータオルのように使い捨てができるものを使う。使用したバケツの消毒も忘れずに(処理の仕方は下の図参照)
C 便や嘔吐物で汚れた場合、拭いただけではウイルスが残ってしまう。塩素系などの消毒液で消毒を。また、換気も行ない、空気中のウイルスを外にだす

食中毒の分類表はこちらからご覧になれます。

 
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